マラソン:自分の記録ってどれくらいに位置する?

ランニング

自分のマラソンの記録ってどれ位に位置するんだろう?


こんにちは、あまなつです。

ランニング歴20年、マラソン歴10年。
初挑戦のフルマラソンで撃沈。翌年リベンジして目標のサブスリーを達成。
以降3年連続でベスト更新。

マラソンをやってると、自分は全ランナーの中でどのくらいの位置にいるのか、
気になることありますよね。

そこで今回は2019年の東京マラソンの記録分布を調べてみました。
自分の記録や目標タイムがどれくらいの位置にあるのか
確認する参考にしてもらえたらと思います。

東京マラソン2019の記録分布

サンプルデータ


今回サンプルに選んだのは2019年の東京マラソンです。
選んだ理由は参加人数が多いのと、参加者全員の記録が公開されているからです。


スタートは2019年3月3日の9:10。スタート時の天候は雨で、気温5.7度、湿度58.6%でした。
あまりいいコンディションではないので、その点を加味してみていきましょう。


方法


男子マラソンの部について集計しました。
出走者は28663人、完走者は27238人です。


完走者27238人について、記録の分布を2:00:00から7:00:00まで30分ごとのスパンに分け、
それぞれの記録帯の人数と完走者に占める割合を調べました。


結果


2:30:00以内が147人、0.53%となりました。
東京マラソンは実業団のアスリートも多く出場する大会なので、
他の大会ではこの記録帯の割合はもっと低くなるんじゃないかと思います。


サブスリーの人数は1541人で5.6%でした。
これも他の大会と比べると多い印象です。


いずれにしてもサブスリーならランナーの上位5%に入る、と考えて良さそうです。
同じくサブ3.5なら上位15%、サブ4なら上位30%という結果でした。


サブ4で走れば上位3分の1に入るんですね。


1番多い記録帯は4:00:00〜4:30:00で、15%のランナーが該当しました。


といっても3:30:00〜5:30:00までは大きな差はなく、およそ6割のランナーが
3時間半から5時間半で完走していることがわかりました。



おわりに


この結果を見ると、僕はやっぱり上位15%以内のサブ3.5や、
5%以内のサブ3を目指したくなってしまいますね。


ただあくまでこれは全ランナーの中の相対的な位置を示すものです。
マラソンは「ベスト更新」や「年齢を重ねても〇〇以内の記録を維持」など、
人それぞれの目標があると思います。


人と比べず自分の目標を追求する、この楽しみ方ができるのもマラソンの醍醐味です。
相対的な位置は参考にする程度で自分の走りを楽しめるといいですね。

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