マラソンの練習方法 その2

ランニング

「フルマラソンってどんな練習をすればいいんだろう?」



こんな疑問に答えます。

この記事を読めば、フルマラソンを目標タイムで走るための
練習方法がわかります。

こんにちは、あまなつです。

ランニング歴20年、マラソン歴10年。
初挑戦のフルマラソンで撃沈。翌年リベンジして目標のサブスリーを達成。
以降3年連続でベスト更新。その後も継続してサブスリーを維持。


そんな僕が、フルマラソンを目標タイムで走るための練習方法を紹介します。


それでは前回の記事では練習方法の概要を解説しました。

マラソンの練習方法 その1
初心者でもフルマラソンで完走するための練習方法を紹介します 練習期間は3ヶ月です。週3日から4日、15km前後を本番よりも速いペースで走る練習方法です。 30kmなどの長い距離を走る必要はありません。


フルマラソンの具体的な練習方法を解説していきます。

練習コースを設定する


まずコースを決めます。

そして、普段の練習は毎回そのコースを走るようにします。

慣れたコースなら自分の走りに集中できるし、
タイムを比較することで自分のコンディションや
成長を確認できるからです。


コースを設定する時は次の3点を意識しながら設定しましょう。

・起伏がある
・1周3~6kmの周回コース
・信号で止まらない

起伏がある

これはコースを設定する上で必須事項です。


起伏のあるコースを走ることで、
フラットなコースでは使わない筋肉を
鍛えることができます。

フラットコースではずっと同じ脚の使い方をするので、
思いのほか脚の局所的な負担が大きく、故障のリスクが上がります。



また、同じペースでも上り坂と平坦なコースでは
心肺機能への負荷が全然違います。

効率的に筋力や心肺機能を上げることができるので、
マラソンに挑戦するなら
普段からアップダウンのあるコースで練習しましょう。

1周3~6kmの周回コース

すでに書いたとおり、1回の練習の距離は15km前後にします。


また、1回のランニングで2、3周できるコースだと、
ペースをつかみやすく、その変化を把握しやすいメリットがあります。


つまり自分のコンディションを把握しながら走りやすいんです。

なので「周回コースまでの往復+周回コース2~3周」
というコースを設定できるのが理想です。


周回コースは1周でも大きな問題はありません。
一番のポイントは毎回同じコースを走ることです。

信号で止まらない

これは地域によってはかなり難易度の高いポイントですが、
できるかぎり押さえたいです。


普段からランニングしてる方はわかると思いますが、
こまめに信号に引っかかるとリズムが崩れるし
無駄に疲れるんですよね。


より効果的な練習にするためには、
できるだけコースから信号を排除するのが大切です。

練習スケジュール

本番3~2ヶ月前

フルマラソンを走る場合、3ヶ月くらい前から
本格的に準備すれば目標を達成できます。


ただし、当然ですが日頃からある程度運動しているのが前提です。


この時期の練習内容は以下のとおりです。

・週3~4日ランニングする
・距離は15km前後(週に1回20km走れるとgood!)
・本番の目標タイムよりも速いペースで
・練習の締めにウインドスプリントをする


すでに書いたとおり、頻度は週3~4日
距離は1回15km前後の練習をしていきます。


ペースはレースの目標タイムよりも
10~30秒/kmほど速いペースで走りましょう。

サブスリーが目標なら、4’15/kmからスタートして
最低でも4’00/kmまではあげたいですね。
サブフォーが目標なら、練習は5’30~5’10/kmで走りましょう。



ジョギングが終わったら、3~5本ほどウインドスプリントします。


ウインドスプリントとは100mほどの距離を
80~90%のスピードで走ることです。
少し軽めのダッシュですね。


ウインドスプリントでは速く大きい動きを意識します。
これをすることで、普段のジョギングのスピードや動きに
余裕が生まれます。

本番2~1ヶ月前

上記の練習に加えて、週に1回、ジョギング後に
中距離のインターバル走を取り入れます。

インターバル走はダッシュとjogを繰り返す練習です。
400mのインターバル走なら、400mをダッシュした後100mほどジョギングし
また400mダッシュ、を繰り返します。



内容は「1000m+400m」や「400m×2~3本」くらいで十分です。


ペースは厳密な目標はないですが、がんばって追い込みましょう。
サブスリーが目標なら1000mが3’20”、400mが72”くらいで走れるといいですね。

これをすることで、ジョギングでは鍛えられない
スピード持久力をつけることができます。
それによって余裕をもってレースペースで走れるようになります。



おそらくこの練習法のなかで一番きつい部分ですが、効果は絶大です。
普段のジョギングが楽になり、自然とペースが一段階上がります。

本番1週間前~前日

本番1週間前から走る距離を抑えましょう。
15kmを超える距離を走る必要はありません。


インターバル走は400m×2本を1回、3日前までにやっておきましょう。


本番前日は走らず休みます。
場合によっては移動日になるので、無駄な疲労をためないように注意です。

本番前で不安になるかもしれませんが、力は十分ついてます。
自信を持ちましょう!



終わりに

以上が、フルマラソンで目標を達成するための練習法です。


練習ペースは自信の目標タイムに合わせてアレンジできます。
だいたいレースの目標ペースより10~30秒/km速いペースで走れるといいですね。


2時間45分より速い目標でも有効かはわかりませんが、
ぼくはこの練習法でサブスリーを達成し、その後3年連続で自己ベストを更新しました。


フルマラソンの練習方法に迷ってる方はぜひ試してみてください!


コメント

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