こんにちは、あまなつです。
植物好きの平凡なサラリーマンです。
2022年から30㎡の畑を借りることができ、念願の家庭菜園を始めました。
先日、2月から始めた家庭菜園で畝立てをしてきました。
そこで今回は畝立てのメリットと作業内容をまとめました。
畝立てのメリット
水はけをよくする
畝を作る一番の目的が水はけをよくすることです。
程度の違いはありますが、一般的に野菜は水はけのよい土壌を好みます。
根が水に浸かったままだと根腐れを起こしてしまうので、周囲より高い部分を作って水はけをよくすることでこれを防ぎます。
畝の高さや幅は栽培する野菜によって調節します。
根菜類、葉菜類、トマトなどは耐湿性が低いので、20〜30cmの高めの畝が向いています。
一方でナス、キュウリ、エダマメなど耐湿性の高い野菜には10cm程度の低めの畝が向いています。
作土層を厚くする
耕した土壌の上にさらに土壌を重ねることで、作土層を厚くすることができます。
例えば30cmの深さまで耕した部分に、さらに30cmの土壌を重ねると、作土層は60cmになります。
これは特に根菜類を栽培するときのメリットになります。
地中に伸ばした根が固い層にあたって変形したり分岐するのを防ぐことができます。
栽培エリアと通路の分離
畝立てすることで、野菜が植わっている部分と通路用の部分を視覚的に分けることができます。
間違って種や苗を植えた部分を踏んでしまう(意外とやりがち!)、といったことを防ぐことができます。
作業手順
全体を耕す
まずは敷地全体を耕します。
深さは最低でも30cmくらいが理想的です。
道具は鍬やショベルなど、持っているものを活用しましょう。
ロープなどで畝部分にマーキングする
畝にする部分に印をつけます。
周囲をロープなどで囲ったり、四隅に棒を立てるなどします。
通路部分の土を畝に盛る
通路部分の土壌を畝部分に盛ります。
畝の上面をならす
畝が目標の高さになったら上面をならします。
レーキという農具もありますが、ショベルの背などでも代用可能です。
完成
凹凸がなければ、ロープなどの印を取り除いて完成です。
以上が畝立ての手順です。
畝立ては必須ではないですが、特に耐湿性が低い野菜を育てる場合にはやった方がいいです。
通常の家庭菜園の規模ならそれほど労力もかかりません。
ちなみに僕は30㎡の敷地で2時間弱でできました。
さらにここにマルチを張るなどの選択肢もあるので、栽培する野菜や季節に応じて選びましょう。