こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で家庭菜園を満喫しています。
今回は土壌改良の必需品、落ち葉堆肥づくりの記録です。
うちの畑は粘土質なので、物理性を改善するために落ち葉堆肥づくりを始めました。
落ち葉堆肥とは
落ち葉堆肥の効果は大きく2つあります。
物理性の改善
1つは土壌の物理性の改善。
つまり土をふかふかにするのに役立ちます。
生物性の改善
2つめは、生物性の改善です。
微生物の餌と棲み家となる小さな隙間をたくさん提供することで、土の中の微生物の数と種類を増やします。それにより、野菜の生育が良くなり病気の発生も減らせます。
材料
- 落ち葉
(クヌギ、コナラ、ケヤキ、エノキなどが良質な堆肥になる。スギやマツなどの針葉樹やイチョウは使わない方がよい。) - 米ぬか
- 水
- もみ殻(なくてもよい)
堆肥づくり
それでは実際の作業です。
落ち葉集め
まずは落ち葉を集めます。
今回は自宅近くにある公園で集めました。
45Lのビニール袋2袋分。
ケヤキ、エノキ、コナラ、クヌギあたりがメインです。
街路樹の落ち葉でもいいんですが、ポイ捨てゴミが混ざると嫌なので僕は避けてます。
できるだけ雑木林に近い環境の落ち葉が狙いめ。
ゴミが混ざりにくく、林の土にいる微生物ごと集められます。
米ぬか調達
米ぬかはコイン精米所で調達します。
10kgの米袋1杯分。
いろんな人が取りに来るらしく、空振りに終わることも多いです。
もみ殻もあるといいんですが、調達先がないので今回はもみ殻は使いません。
分解開始
限られたスペースを効率よく使うために堆肥は畝間でつくることに。
落ち葉→水→米ぬかの順に何回かに分けてまき、最後に上から踏み込みます。
この作業を繰り返し、合計で落ち葉8袋分、米ぬか3杯分を投入しました。
6ヶ月熟成
今後はだいたい1ヶ月おきに混ぜかえします。
早ければ6ヵ月程度でできるとのこと。
春にはいい感じの堆肥になってるといいですね。