家庭菜園反省会:コマツナ・ホウレンソウ

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。

2月から借りた畑で我慢できずに種を蒔いてしまったコマツナとホウレンソウ。
最終的にボウルいっぱい2杯分を収穫できました。

ただ栽培面積からすると物足りない収穫量。
今回は次回に生かすため反省会をします。

反省点
  • 土壌の酸度調整は大事
  • 真冬の播種はNG
  • 葉野菜は密植がいい
  • 葉野菜は防虫ネットや不織布で害虫から守る
  • 地温確保が大事

土壌の酸度調整は大事

3月に発芽し始めたホウレンソウ。
最初は順調だったんですが、徐々に生育が悪くなり葉が黄色くなっていきました。

多少アブラムシはついてましたが、植物体を弱めるほどの数とは思えず。
病気の可能性も考えましたがはっきりとした病徴は確認できませんでした。

状況を観察した結果、

・ホウレンソウは酸性土壌が苦手

・栽培前に石灰質の資材を入れなかった

・周囲にはスギナが繁殖

という点から、土壌pHがホウレンソウ栽培に適した範囲よりも低かった(土壌の酸性度が高かった)と判断しました。

次作からは土壌酸度の矯正をしてから栽培することを肝に銘じました。
特にホウレンソウなど酸性土壌に弱い野菜を育てるときは要注意です。

真冬の播種はNG

いくら冬作の野菜といっても真冬の播種はNGでした。
極端に発芽率が下がります。

仮に真冬に播種するならマルチや不織布による地温確保は必須です。

葉野菜は密植がいい

間引きをケチって、間隔を空けて播種したのが失敗でした。
真冬に疎植すると、それぞれの株が寒さの影響をもろに受けてしまいます。

それにロゼット状に成長してしまい、大きくなりにくいです。
密植した方が周りの株と競合しあって上方向に成長することがわかりました。

葉野菜は防虫ネットや不織布で害虫から守る

少し暖かくなってようやく成長が進みはじめる頃に虫たちも動き出します。
葉野菜は虫たちの恰好の的なので、防虫ネットや不織布で害虫から守る必要があります。

地温確保が大事

冬野菜といっても霜が下りるくらい地温が低いとなかなか成長できません。
マルチやビニールトンネルを使って地温を上げないとなかなか成長しないことがわかりました。

今回学んだことをまとめます。

冬の葉野菜栽培のポイント
  • 土壌の酸度調整 
     →栽培前に石灰質資材を入れる
  • 地温を確保する
     →マルチorビニールトンネルを活用
  • 害虫から守る
     →防虫ネットor不織布の活用
  • 疎植厳禁
     →密植して成長に応じて間引く

マルチやネットは「やった方がいいんだろうな」と思いつつも、使わなくてもなんとかなるんじゃないかと油断した結果が大失敗。

やっぱり身をもって知ると、単なる知識として持っていたものがストンと腹落ちします。
今年の秋冬作では今回の反省点を活かして豊作を目指します!

ご期待ください!

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