こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で家庭菜園を満喫しています。
2023年のジャガイモの栽培記録です。
昨年は収量がいまいちだったので、今年はリベンジを目指します。
栽培計画
ジャガイモの栽培計画はこちら。
1/7 種イモ購入
ホームセンターにいくと種イモが売っていたので、「まだ早いよな」と思いつつ購入してしまいました。
「売り切れを心配するよりは先に買って保管しておいた方が安心」と言い聞かせたものの、後になって「やっぱり先走ったな」と反省…(苦笑)。
種イモの保管適温は5〜10℃とのこと。
ベランダでは夜が寒すぎるし、室内では暖かすぎる。
ということで玄関の土間に保管することにしました。
光が当たらないように新聞紙で包んでからダンボールに入れ、さらに新聞紙で遮光して保存します。
2/11 浴光催芽を開始
保存中の種イモ。
1ヶ月ぶりに確認すると白い芽が徒長してました…!
けっこう寒い環境だったから腐ってないか心配だったんですが…。
まさか芽が伸びているとは。
さすが芽が出やすいと言われるキタアカリ。
とりあえず徒長した芽をかきとりました。
もやしみたいですが、さすがに食べられませんよね。苦笑
もう少し保管しておくつもりでしたが、また芽が徒長して種イモの養分を消費してしまうともったいないので、浴光催芽を始めることにしました。
直射日光の当たらない南側の室内に広げておきます。
今年は3月10日頃の植え付けを予定してるので、1ヶ月かけて芽出しをします。
さて、新しい芽は出てきてくれるでしょうか…?
2/19
浴光催芽を始めて1週間。
チラホラと芽が伸びてきました。
種イモ保管中に徒長芽が伸びても、芽かきをすれば新しい芽が伸びてくれるんですね。
多少はバテもあるかもしれませんが、とりあえず一安心です。
3/1 種イモ切り分け
浴光育芽は順調、気温の上昇も例年より早い予報。
ということで今週末に植えつけをすることにしました。
大きめの種イモは一片が40g程度になるように切り分けます。
引き続き浴光育芽をしつつ、切り口を乾かします。
3/4 植え付け
天気予報では来週から一段階温かくなりそうなので、予定より1週間早く植え付けをしました。
株間30cmで2条植え。
元肥として株間に発酵鶏糞を施用しました。
植えてみると「密植すぎたかな…?」とも思いましたが、結果がいまいちなら来年改善すればいいことです。
まずは切り分けた種イモから無事に芽が出ることを祈ります。
3/21 出芽
植え付け後2週間超で芽が出てるのを確認できました。
ざっと見たところ48株のうち7株ほどです。
この先の天気予報を見ても霜が降りる心配はなさそうで、唯一の心配は週末からの長雨だけです。
種イモが腐らないといいんですが…。
4/1
植え付け後4週間。
8〜9割ほど芽が出ました。
去年は焦ってこれくらいのタイミングで芽かきをしてしまいましたが、今年はのんびり構えます。
4/28
大きなものは高さ30cmくらいになってきました。
去年は芽かきやら土寄せやらこまめにやりすぎた感があるので、今年は土寄せは一回にして、芽かきも基本的にはしないことにしました。
ただ1株5本ほど芽が伸びているものはさすがに芽かき。
引き抜いた芽は、種イモが発芽せずに欠株になった場所に2〜3本ずつ挿し芽をしました。
5/28〜29 収穫
植え付けから85日後。
どうやら今年のうちのキタアカリは花が咲かないようです。
葉の色が黄色がかってきて、茎も少し倒れ始めました。
天気予報はこの先雨続きで、たまに晴れ間がある程度。
ということで、これを逃すと時機を逃しそうなので、少し早いですが収穫することにしました。
2日間かけて7.5mの畝すべてを収穫。
結果は…25.6kg!
目標の24kgを超え!
3kgの種芋から8倍のジャガイモがとれました。
去年の4.4kgと比べてみても6倍弱の収穫量です。
栽培面積を3倍にしたことを考慮しても、単位面積あたりの収量が2倍になりました!
芽かきをしなかったからか一部の株では小ぶりなイモが多かったので、ここは来年の改善点にします。少し密植気味だったのも、小さなイモが多かった原因かもしれません。
マルチを使って地温を上げるとどれくらい収穫量に影響するか気になるので、来年は比較栽培もしてみたいと思います。
いずれにしても、去年の失敗に学びいろいろ改善した末の成功。
試行錯誤が結果につながるとうれしいですね!
どんどん野菜づくりにハマっています。笑