【家庭菜園者必見】ジャガイモ4品種、男爵薯・キタアカリ・十勝こがね・きたかむいの品種特性比較

植物

こんにちはあまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
自宅の庭と2025年から借りた畑で家庭菜園を満喫しています。


ジャガイモにはいろんな品種がある

家庭菜園で育てる野菜の中で、トップクラスの人気を誇るジャガイモ。
育てやすい上に、イモ掘りという収穫イベントも味わえるので、とても魅力的な野菜です。

でもいざ育ててみると、いい形のイモをたくさん収穫しようとするとなかなか難しく、奥が深いです。
また、普段スーパーで買うときには特に意識はしませんが、いざ栽培するために種イモを買おうとすると、品種がたくさんあり、どの品種を育てたらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は「男爵薯」「キタアカリ」「十勝こがね」「きたかむい」の3品種について、品種特性を比較してみました。
この4品種を選んだ理由はこちら。

  • 男爵薯:ジャガイモと言えば真っ先に名前が上がる品種。種イモも一番手に入りやすいです。
  • キタアカリ:短期間で収穫でき、栽培しやすいことから家庭菜園で人気。ホームセンターのコーナンでは「男爵薯」「メークイン」に並んで3トップで売られています。
  • 十勝こがね:例年「キタアカリ」を育てていた私が、貯蔵性の高い品種を探して出会った品種。2025年はこれをメインに育てます。
  • きたかむい:畑のスペースがあまりそうなのでホームセンターに種イモを買いに行ったところ出会った品種。休眠が長めで収量も多いということなので育ててみることにしました。

ジャガイモの品種特性一覧表

4品種の比較がこちら。
「タキイ種苗」「日本いも類研究会」のホームページから抜粋しました。

「男爵薯」と「キタアカリ」

「十勝こがね」と「きたかむい」


今年育てる「十勝こがね」と「きたかむい」は、どちらも疎植と多肥を避けた方がいいそうです。
特に「十勝こがね」はもともと大きなイモがとれやすく、疎植や多肥をするとイモが大きくなりすぎて中心空洞が起こりやすいとのことでした。

ジャガイモは芽欠きをすると小イモが減らせると言われますが、「十勝こがね」の場合は芽欠きをするとイモが大きくなりすぎてしまうので、注意する必要があるようです。
一般的に言われているジャガイモの育て方も、必ずしも個々の品種に適しているわけではないんですね。

いろいろな品種を見比べていると、同じジャガイモという野菜でも特徴は様々だということがわかります。

家庭菜園ではビギナー向けで比較的育てやすい野菜と言われるジャガイモですが、これまでいまいち成功している手ごたえを持てなかったのは品種の特性をちゃんと理解できていなかったのも一因としてありそうです。

野菜づくりでうまくいかないことがあったら、その品種の特徴を調べてみるとヒントが見つかるかもしれませんね。

おわりに

それぞれの品種の特性を理解することは、野菜づくりを成功させるための大きなポイントです。
自分の家庭菜園に合った品種を選んで、ジャガイモ栽培を楽しみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました