家庭菜園日記:エダマメ

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。

2022年のエダマメの栽培記録です。
エダマメの栽培計画はこちら。

栽培計画

栽培計画
  • 栽培面積
     [長さ2.5m]×[60cm]の畝2列
  • 株数 
     46株(1ヶ所あたり2株)
     1畝は2条まき、1畝は1条まきでともにトウモロコシと混植
エダマメ播種図

4/23 播種

収穫時期をずらすためにエダマメは3回に分けて播種することにし、4/23に1回目の播種をしました。
育てる品種はこちらの「湯上がり娘」。

職場の同期から「『湯上がり娘』というエダマメがおいしい」という話を聞き、ずっと気になってたんです。

種子の絵袋には「ポットで育苗してから圃場に移植する」と書いてありますが、そのスペースと機材がないので、菜園に直播きすることに。

トウモロコシやカボチャで事前に吸水させるとうまく発芽することがわかっているので、エダマメもそれにならいます。


ヨーグルトカップに種子と水を入れて放置します。
今回は3日間、水に浸けておきました。

3日後、種子がぷっくりと膨らんで薄皮がむけています。

これを2粒ずつ、畝の北側から順に蒔きました。
また、トウモロコシやカボチャと同じく、ペットボトルの底を10cmほどカットした簡易ポットキャップをかぶせておきました。

注意!

今回は播種前に種を水に浸けましたが、本来これはNG
急激に水を吸うと種が割れたり、生理反応が一気に進んでしまい種への負荷が大きく発芽が失敗するリスクが大きいそうです。
播種は「土に蒔いてからたっぷり水をあげる」のが常道。可能ならマルチや寒冷紗などで保温してあげましょう。

5/3 発芽確認

10日後の5/3に様子を見に行ったところ…
芽が出てました!

品種の特性なのか茎が少し紫がかっている印象です。
マメ科に特徴的な3枚の葉はまだ見えませんが、ほぼ全ての種が発芽しました。

5/15

若干葉に虫食いの穴もありますが順調そうです。
エダマメのメインの畝はトウモロコシと混植ですが、両方とも背が伸びてきてそれっぽくなってきました。

5/29

順調に葉が増えてきました。
トウモロコシも背が伸びてきていい感じの混植感です。

金曜日の強風でトウモロコシが傾いてしまったので、立て直しもかねて土寄せをしました。
たしかに強い風でしたがここまで倒されるとは…。収穫前に台風が来ないことを祈ります。

6/4

ずいぶん立派になってきました。
こちらの畝ではトウモロコシにも負けない勢いです。

4月に播種した株では花のつぼみもできてきました。

カメムシの食害にあわずに収穫できるでしょうか?
トウモロコシとの混植の効果に期待です。

6/25

第一陣(4/23播種)のエダマメは実がついてきました。
あとは肥大を待つだけです。

今のところ激しいカメムシの被害もなさそうです。
トウモロコシとの混植の効果が出ているんでしょうか。

もしかしたら住み着いたカエルが食べてくれているのかもしれません。
今年は例年より早く真夏の天候になって、すでにエダマメが恋しい…。
あと2、3週間の辛抱です。

7/3

だんだんサヤが膨らんできました!

ガの幼虫による葉の食害はあるものの、致命的な被害はでてません。
ただ遅まき組の実付きが悪い様子。

花や幼果を虫に食われたようにも見えます。
全体の収量はそこまで望めないかもしれませんね。

7/23

梅雨が明けてからカメムシの被害が増えてきました。
1株に1匹はいるような状況でサヤの膨らみが悪いです


そこに追い打ちをかけてきたのがアライグマ被害。
エダマメに対する直接的な被害はなかったんですが、混植していたトウモロコシを食べようとしたアライグマに踏み荒らされ、茎が折られてしまいました。


しばらく様子を見てもなかなかサヤが肥大する気配もないので、すべて収穫することにして今年のエダマメ栽培は収量です。

来年に向けて

今年試してみて、エダマメは栽培自体は手間がかからず育てやすい野菜だと感じました。
来年に向けて注意するのはアライグマとカメムシですね。

栽培計画 2022年秋~
春夏野菜を育てた結果を踏まえて、今年の秋冬以降の栽培計画を見直しました。 畑の特性に合った野菜や、比較的病害虫に強く、貯蔵性に優れ、量をとれるものを選びました。 イモ類や根菜類を主役にしつつ、今年カラスにやられたカボチャもリベンジします。


アライグマに関しては来年はトウモロコシとの混植をやめる計画にしました。
また、来年は秋冬にコマツナやホウレンソウなどの葉物野菜をトンネル栽培した畝で育てる予定なので、トンネルを引き続き使ってカメムシを防げるか試そうと思います。


「家庭菜園のとれたてのエダマメのおいしさは感動的!」と多くの人が言っているので、それを味わえるように来年も挑戦します!

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