こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で家庭菜園を満喫しています。
夏の家庭菜園といえばナス科とウリ科の2大グループが主役ですよね。
ただウリ科野菜にはウリハムシという大害虫がいます。
毎年キュウリやカボチャの葉を食べられてボロボロになってしまう、という方も多いんじゃないでしょうか。
葉を食い荒らされるだけでも十分大きな被害ですが、恐ろしいことに幼虫が株元の茎に寄生すると株全体が枯れてしまいます。
とはいってもせっかくの家庭菜園。
農薬を使うのにも抵抗がありますよね。
そこで今回は天然資材で作るウリハムシに効く「ピリ辛ニンニク酢」を紹介します。
材料
- 酢(穀物酢) 500ml
- ニンニク 5片くらい
- 鷹の爪 3個くらい
作りかた
- ニンニクの薄皮をむいて細かく切る。
- 鷹の爪を輪切りにしてできるだけ種を取り除く。
- 1と2を酢のビンに入れて振り混ぜる。
- 1ヶ月程度つけて原液の完成。(1ヶ月もつけなくても使えます)
使いかた
- 原液を水で約100倍に希釈する。
- 葉の裏表や茎にスプレーする。
効果
これだけでウリハムシの食害をかなり防げます。
こちらが何も対策をせずにウリハムシの食害を受けたカボチャの葉です。
特徴的な円形の食害痕がたくさんあります。
ウリハムシ自体も1株に10匹以上いました。
さすがにまずいと思い「ピリ辛ニンニク酢」を使い始めたところ…
新たな食害が激減しました!
ウリハムシの姿もほとんど見られず、自体も1株に1匹いるかどうかです。
ウリハムシの発生時期が過ぎただけかとも思いましたが、隣の区画のズッキーニはボロボロになっていたので、「ピリ辛ニンニク酢」の効果があったと確信しました。
ニンニクと鷹の爪は家庭菜園で育てたものを使っているので、費用はお酢代の200円程度しかかかりません。
高コスパのウリハムシ対策、ぜひ試してみてください!