家庭菜園日記:サトイモ

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの平凡なサラリーマンです。
2022年から30㎡の畑を借りることができ、念願の家庭菜園を始めました。

2022年のサトイモの栽培記録です。

栽培計画
  • 栽培面積
     [長さ2.5m]×[幅60cm]の畝 1列
  • 株数
     株間50cmで5株

家庭菜園はじめました
念願だった畑を借りられることになり、家庭菜園を始めました。 今年の春夏はサツマイモ、カボチャ、サトイモ、ジャガイモ、トマト、ナス、ゴーヤをメインで育てます。 まずは畑のレイアウトを決めて栽培計画を立てました。
家庭菜園:レイアウト変更
家庭菜園のレイアウトを更新しました。 連作障害の予防のため、輪作しやすいように畑を4区画に分け、それぞれの区画にナス科、ウリ科、サツマイモ、それ以外の野菜を植える計画にしました。 4年で1順する計画なので、連作障害も防げるはずです。

3/17 種イモ購入

3/17にホームセンターに行ったところサトイモの種イモが売られていました。
植え付けるにはまだ早いよな…と思いつつ、1週間後には売り切れている気がしたので購入しました。
ジャガイモは1週間で売り切れましたからね。

購入したのは「石川早生」。

種イモ「石川早生」


栽培期間が短い早生品種の方が失敗するリスクが少ないです。
それに秋冬作への切り替えを考えると、早めに畑を開けられる方が助かります。

種イモは少し小ぶりで、痩せ細っているものもあり、品質はあまりよくなさそう。
大きくまるまるとしたものがいいんですが、ホームセンターで売られている種イモなので仕方ないですね。

全部で10個入ってました。
計画は5株栽培する予定なので、元気のいい種イモを選抜して定植します。

3/24 芽出し開始

畑への植え付けは4月下旬になりますが、ベランダのプランターで芽出しを始めることにしました。
まずプランターに培養土を入れ、芽が上になるように種イモを置きます。


そして種イモが隠れるように上から土をかぶせて、水をたっぷりかけたら完了です。
理想は温室管理ですがあいにくそんな設備はないので、とりあえず日当たりのいい南側のベランダに置いておきます。

黒ビニールでマルチングしておくのもありかもしれませんね。
うまくいけば1ヶ月弱で芽が出るそうなので、寒の戻りで腐らないことを祈ります。

4/22 植え付け

暖かくなってきてちらほら芽が顔を出し始めてきたので畑に植え付けることにしました。
プランターをひっくり返してみると、なんと10個あった種イモのうち4個が腐ってました。

3月から室外に出すのは早かったか?と反省しつつ、ホームセンターの種イモだから仕方ないか、と人のせいにしてみたり。
でも植え付け予定は5株なので、まだ数は足りています。苦笑

生き残りの種イモの様子はさまざまです。
芽も根も伸びているもの、芽は出ているものの根は伸びていないもの、あるいはその逆に芽は出ていないけど根は伸びているもの。
見た感じ変化のないものもありました。

芽も根も順調に伸びている
芽は出ているが根は出ていない

芽はほとんど伸びてないけど根は少し出てる

同じ環境下で芽出しをしてたのにここまで違うものか、と驚きです。
なにはともあれ長さ2.5mの畝に株間50cmで植え付けました。深さは10cmです。

元肥は入れていないので申し訳程度に施肥をしておきました。
4月末からGWにかけて雨模様の天気予報なのでサトイモが根付くには好都合かもしれませんね。

5/3 発芽確認

5/3に様子を確認したら芽が顔を出してました。
4月下旬から少し寒さが戻ってきましたが順調に成長しているようで一安心です。

5/7 展葉

1つの株で葉が出ていました!

まだまだ小さいですが、ザ・サトイモといった形の葉にようやく出会えました。

5/28

だんだんサトイモらしい見た目になってきました。
一番大きい株で高さが20cmくらいです。

こちらがトウモロコシとの混植の様子。
立体感のある畑になってきました。

7/24

混植していたトウモロコシを片付けたので、窮屈さが解消されました。
ただ今度は、畝の脇にタネをまいたアメリカンマリーゴールド(一般的なマリーゴールドよりも背が高い)の勢いにおされているようで、なんとなく茎が細めで元気がなさそうに見えます。

イモのでき具合を見るために試し掘りをする誘惑にかられますがここは我慢。
今年はたいして土作りもしてないので、収穫量はあまり望めないかもしれません。

ジャガイモも収穫量はいまいちでしたからね。。。
まあ今年は収穫までこぎつければ万々歳です。

8/20

この時期にやって効果があるのかわかりませんが、最後の土寄せをしました。
少しずつですが、茎が太く高くなり、本数も増えてきている気がします。
地中のイモの様子がわからないのでドキドキですが、収穫が楽しみになってきました。

9/3

まだまだ成長期のようです。
収穫は10月までお預けかもしれませんね。

10/1

石川早生は9月から収穫期になるとのことです。
葉も黄色がかってきて倒れ始めたことだし、試しに2株収穫してみることにしました。
とれたイモがこちら。

わずか370gです。
思わず「小っさっ!」「少なっ!」と声に出してしまいました。苦笑
やっぱりほぼ無施肥では、収穫量は望めないですね。
とりあえず残りの株を収穫したら反省会です。

10/8

残りの株をすべて収穫しました。
合計の収穫量は約1.8kgです。


それなりにイモが大きくなっている株もありますが、全体的にはやっぱり物足りない収穫量です。
大きい株も、親イモは大きくなっているものの、子イモ孫イモの数や大きさはいまいちです。

親イモは来年の種イモにする予定なので、食べられるイモの収穫量は1kgに満たないという結果になりました。

来年に向けて

施肥

物足りない収穫量だった今年のサトイモ栽培。
やはり堆肥や肥料をほとんど入れていないのが1番の要因だと思います。

他の野菜にもいえることですが、今年から借りた畑なので残肥の状態がわからず、基本的に無施肥で栽培しています。

でも今年の様子を見ると、残肥はほとんどなさそうです。
秋冬野菜からはそれをふまえて施肥管理していきます。

混植

また、収穫量が少なかった原因として、トウモロコシと育てていたことも考えられます。

いろいろコンパニオンプランツを試してみたくて7月までトウモロコシを同じ畝で育ててたんですが、肥料を入れてない中で求肥量の多いトウモロコシに養分をとられたのかもしれません。

まずは一畝一作物でうまく育てられるようになってからですね。

畝の高さ

畝の高さもサトイモには高すぎたみたいです。
20cmくらいの畝に植えつけ、そこに土寄せをしていったので、最終的に30cm以上の高さになってしまいました。


サトイモは湿気に強くむしろ乾燥を嫌うので、始めから畝を高くする必要はなかったと思います。

以上、反省点はこんな感じです。
来年は今年収穫した親イモを種イモにして、ジャガイモとサツマイモの畝間で育てるつもりです。

まずは親イモの保管と芽出しがうまくできるかですね。
挑戦は続きます。

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