こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑と自宅の庭で家庭菜園を満喫しています。
こちらの記事は2024年のジャガイモの栽培記録です。
栽培計画
ジャガイモの栽培計画はこちら。
2024年は前年に続いてキタアカリを栽培します。
栽培面積を広げたので種イモも3kgから5kgに増量。
目標は前年と同じく種イモの8倍に設定しました。
1/31 種イモ購入
今年もまだ早いと思いつつ、我慢できずに種イモを買ってしまいました。
5kg箱を買ったら中が蒸れてカビが…。
1個ずつカビを拭きとり、伸び始めている白い徒長芽は取り除きます。
これから1ヶ月かけて浴光育芽。
あまり直射日光があたらない明るい室内で、新聞紙の上に広げて保管します。
2/18
浴光育芽を始めて3週間弱。
紫がかった芽が伸びてきました。
白い徒長した芽ではなく、ずんぐりとした短い芽がいくつも伸びてます。
芽出しは成功。
このまま引き続き3月まで育芽を続けます。
3/3
1か月の浴光育芽でこれだけ芽が育ちました。
これ以上先延ばしにするのも酷なので、植付けを決行。
今年は種イモは切り分けずに植え付けました。
株間25~30cmで自宅の庭は1条、畑は2条で植え付け。
株間に発酵鶏糞を施用して完了です。
3/24
数は少ないですが、植付け後3週間でようやく芽が出てきました。
気温が下がった3月下旬ですが、この寒さを耐えれば4月から暖かくなってきそうです。
3/31
3月も終わりになり、庭で育てている分はようやく目が出そろってきました。
ただ畑の方は、ようやく1,2株土から顔を出し始めた程度。
少し植え付けるのが深すぎたか、粘土質の土と3月下旬の雨で種イモが腐ってしまったか…。
もうしばらく様子見です。
4/10
芽が出てからはすくすくと成長して10日でここまで大きくなりました。
暖かくなると日々成長が目に見えるので楽しいですね。
アブラムシよけのためにニームオイルの希釈液を噴霧しておきました。
正直効き目のほどはさほど実感できてませんが・・・。
4/21
日を追うごとに成長して草丈は大きいもので40cmに届くほどになりました。
早い株では花の蕾も膨らんでいます。
多少アブラムシがついていたりニジュウヤホシテントウの食害を受けてはいますが、目立った病徴もなく順調に生育している様子です。
ニームオイルの効果かもしれません。
あと1か月くらいで収穫。
土中でイモがどうなっているのか、試し掘りしたい衝動にかられますが、がまん、がまん。
4/28
草丈が伸びてきて大きなものは50㎝を超えてきました。
元肥の発酵鶏糞がきいているようです。
相変わらず多少虫食いがあったり害虫の姿がちらほら見られますが、大きな食害はなさそうです。
蕾もできはじめ、生育後期であることがうかがえます。
地上部はすこぶる元気ですが、地下でイモが育っているかが肝心なところ。
毎年この時期になると試し掘りしたくて仕方なくなりますが、あと1か月こらえて収穫を待ちます。
5/20 試し掘り
4月中はニームオイルの効果があったのか目立った病気は出ていませんでしたが、5月になり葉が茂ってくるとすべての葉に噴霧するのは限界があります。
一方で虫たちは元気になってくるのでどうしても抑えきれず、ウイルス病がちらほら出てきました。
さすがにまだ少し早いよな…と思いつつ、葉が黄色くなった株を試し掘り。
結果は1株で430gでした。
正直500gは欲しかったところですが、失敗というほど悪くはなさそうです。
まだ全体的に小ぶりなのでやっぱり少し早かったみたいですね。
5/26 収穫その1
庭の3畝分の葉が黄色くなってきたので収穫しました。
収穫量は試し掘りの分も含めて13.9㎏。
目標だった種イモの8倍には届きませんが、荒れ地を耕した1年目の畑としてはまずまずの出来です。
大きさは全体的に小ぶりなもののちらほらLサイズ級のものもあり、とりあえずは満足のいく結果です。
5/30 収穫その2
畑の3畝分も収穫しました。
こちらの収穫量は23.4kg。庭のイモより大きめです。
植付け以降まったく世話をしていなかった割には良い結果です。
さて、これで今年のジャガイモはすべて収穫しました。
合計の収穫量は37.3㎏。
目標の種イモの8倍には届きませんでしたが、栽培1年目の庭で育てたことも考慮すると悪くはない結果です。
野菜が高騰している昨今、これだけ自給できると助かりますね。
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