こんにちは、あまなつです。
30代夫婦と子ども2人の4人家族。
一条工務店の「HUG me」で家づくり進行中です。
無事に設計図ができあがり建築確認申請も完了。
ついに着工して建築工事が進んでいます。
上棟後に気密測定を実施し、我が家の性能が出そろいました。
家づくりの条件に設定した耐震等級3、Ua値0.7以下、C値1.0以下をクリアできたか確認します。
耐震性能
耐震等級3
「HUG me」は標準で耐震等級3なので、我が家も同じくクリアしてます。
実際は「国の基準上最高の耐震等級3」よりも強い、2倍耐震を確保しています。
※耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強さで、一条の2倍耐震は耐震等級1の2倍の強さです。
・耐震等級1とは「極めて稀に(数百年に一回)発生する地震(東京であれば震度7に相当)による力に対して倒壊、崩壊等しない程度のもの」かつ「希に(数十年に一度程度)発生する地震 (東京であれば震度5に相当)による力に対して損傷を生じない程度のもの」
・耐震等級2とは耐震等級1で想定する地震力の 1.25 倍の地震力に対する強さ
・耐震等級3とは耐震等級1で想定する地震力の 1.5 倍の地震力に対する強さ
とされています。(「新築住宅の住宅性能表示制度ガイド」より)
震度7が2度も記録された2016年の熊本地震では、耐震等級2の住宅も倒壊するといった事例が見られましたが、耐震等級3の住宅はほとんどが無被害ないし軽微な被害にとどまっていました。
ちなみに避難所に指定される病院や学校などの耐震性は耐震等級2以上でなければならないとされています。
つまり、最低限の耐震性しか有していない病院や学校よりも、「HUG me」の自宅のほうが安全といえます。
耐風性能
耐風等級2
現行の制度では耐風等級は2段階で、2が最高等級になります。
- 耐風等級1とは、「極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力)に対して倒壊、崩壊等せず、稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力に対して損傷を生じない程度」
- 耐風等級2とは耐風等級1の1
とされています。(「新築住宅の住宅性能表示制度ガイド」より)
Ua値
Ua値 0.50
下の画像は国土交通省が公表している「日本住宅性能表示基準等の改正について」という資料です。
地域ごとに、断熱等級の基準となるUa値が示されています。
我が家は6地域で断熱等級5となります。
HEAT20のG2レベルの0.46には一歩届きませんが、もともとZEH基準をクリアできれば十分と考えていたので不満はありません。
これ以上は断熱性を高めても費用対効果が小さくなっていくので、コスパを考えるとこの辺りに落ち着くのかなと思います。
C値
C値 0.33
↑気密測定記録表
一条からの報告では0.3とのことでしたが、測定記録表から計算すると0.33でした。
一条工務店の社内基準が0.7なので、一条としても良い値とのこと。
僕らとしても1.0以下を最低ラインと考えていたので、予想以上の値に満足です。
Q値
設計担当に確認しましたが、Q値は算出していないので不明とのことでした。
せっかく熱交換効率90%(冬季)のロスガード90を採用しているので、Q値を公表したほうが性能の高さをアピールできると思うんですが...。
算出が面倒で公表しているメーカーもほとんどないので、比較対象がなく算出するメリットが少ないのかもしれませんね。
まとめ
家づくりの条件に設定した耐震等級3、Ua値0.7以下、C値1.0以下をクリアしていました。
無垢床は泣く泣く断念しましたが、あきらめたくない建物の性能はめざしていたものが手に入りました。
実際の住み心地がどんな感じか楽しみです。
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