こんにちはあまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
自宅の庭と2025年から借りた畑で家庭菜園を満喫しています。
栽培計画
カボチャの栽培計画はこちら。
- 栽培面積 [1m]×[4m]×2畝
- 株数 8株
- 目標収量 16個
比較的丈夫で育てやすいと言われるカボチャですが、毎年梅雨明け以降うどんこ病に悩まされてきました。
庭で育てるのでできるだけ農薬は使いたくない、ということで耐病性品種を探したところ、タキイ種苗が「グラッセ」という品種を出していたので栽培することにしました。

このうどんこ病耐性は完全抵抗性ではないため、かかりにくいだけで発病することはあるそうです。
栽培密度は株間1で密植気味の計画。
つるをトウモロコシの株元に這わせ、徹底的にスペースを有効活用する作戦です。
目標収量は1株あたり2個の16個。
早めの栽培で本格的な猛暑が始まる前の栽培終了を目指します。
3/2 播種
今年は3月上旬に寒波がきて雪も降る予報。
さすがにビニールトンネルをつくってもカボチャには過酷すぎるので、室内育苗をすることにました。


例によって牛乳パックに培養土を入れて播種。
水をやって窓際に置いておきます。
余談ですが、種袋には9粒と書いてましたが、実際は10粒入ってました。
カボチャの種は大体袋に書いてある粒数より1粒多く入ってますね。
3/15

播種後2週間で一斉に芽が出てきました。
曇りや雨のひが多かったので、想定よりも日数がかかりました。
発芽率は10粒中10粒発芽で100%ですが、1粒だけ双葉が小ぶりで元気がなさそうな株が一つあります。
牛乳パックでは窮屈そうなので、早めに植え付けた方がよさそうです。
3/22

発芽してからは成長が早いカボチャです。
太陽の向かってスクスク伸びています。
牛乳パックではかわいそうなので、ポットに植え替えました。
場所も室内から外のビニールトンネルに移動します。
4/4 植付け
ビニールトンネルで育苗してましたが、4月1週目の寒さで成長がうまく進んでません。
さすがに10℃以下の気温が続くと夏野菜は厳しいですね。

枯死も疑うほど萎れてましたが、なんとか回復してくれたので植付けを決行。
真夏の暑さがあまりに過酷なので早め早めの栽培スケジュールで対応します。
とはいってもさすがにまだ気温が低めなので黒マルチと行灯で寒さ対策をしておきます。
4/22 行灯取り外し

ツルが伸びて行灯の外に出るようになってきました。
最低気温が15℃を下回らなくなってきたので、行灯を外しました。
5/4

行灯を取り外してから2週間。
本づるの摘心をして、伸長させる子づるを選定しました。
伸ばす子づるには麻ひもで目印をつけておきました。
5/27

5月末でこの茂り具合は例年と比べてかなりいいペースです。
これなら梅雨明け後の猛暑やうどん粉病大発生の前に、収穫までこぎつけられるかもしれません。

果実も着々と着果してます。
ウリハムシも出てきてますが、まだそれほど多くないのと見つけ次第つぶしているおかげで、葉がボロボロになるという事態は防げています。
6/7

順調に大きくなってきています。
表面の光沢も鈍くなってきました。
葉の方もうどん粉病はほとんどでてません。
6/18 収穫その1


ヘタのコルク部の横割れが始まった果実がでてきたので、初収穫しました。
重さは900~1300g。
種子袋の情報では、果重は1.7~1.9㎏とのことなので、大きさとしては少し物足りないですね。
やはり土の未熟さが表れている気がします。
1作犠牲にしてでも土づくりに専念しようかと考え中です。
気温30℃超えの晴れの日が続いているのでうどん粉病が出てきました。
日差しの強さと気温で葉もくたびれ気味です。
残りの果実の収穫まで頑張ってほしいです。
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