カボチャのうどんこ病には重曹オイル!

植物
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こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒のサラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。

今回はカボチャを栽培すると必ず発生するうどんこ病の対策です。
家庭にある材料で作れる重曹オイル。
これでやっかいなうどん粉病を防ぎましょう!

カボチャうどんこ病とは

Sphaerotheca fuliginea という糸状菌(いわゆるカビ)による病気。
主に葉に発生し、多発の場合には茎や果実にも発生する。

初期は葉にうどん粉をまぶしたような白色のカビが生える。
病気が進行すると株全体が枯れることも。

やや乾燥した条件下で多く発生し、特に梅雨明け後の夏の高温乾燥時に多発する。
多肥栽培で多発する傾向がある。


うどんこ病は重曹オイルで予防!

せっかくの家庭菜園。
できるだけ農薬は使わずに栽培したいですよね。

実はカボチャのうどんこ病は重曹と植物性オイルで作った液をスプレーすれば大きな被害は防げるんです!
そのレシピがこちら。

レシピ

原液
 ・重曹 大さじ1杯
 ・食用油 200ml
 ・食器用洗剤 数滴

○散布液(希釈液)
 ・原液を水で20倍に薄める

材料
重曹を大さじ1杯
食用油を200ml
洗剤を数滴
混ぜる

最低でも週に1回、希釈液を葉の裏表にスプレーします。
経験上は3、4日に1回できるとベストです。

うどんこ病は葉の裏から発症するので、葉の表側に異常がなくても裏側もチェックするようにしましょう。
病徴がでている部分には重点的にまきます。

液はボトル内ですぐに分離してしまうので、原液を薄めるときや希釈液をスプレーするときはこまめにボトルを振りながら作業します。

注意点

注意が1点。
うどんこ病を発症した葉は回復しません。

症状が進んでしまった葉にスプレーしても、そこからの2次感染は防げますが葉自体は切除するしかありません。

うどんこ病を発症した葉
重曹オイルをスプレーして数日後の葉。症状が進んでいた部分は黒くなってしまっています。

重曹オイルで病気を一掃することはできません。
梅雨までは予防として使い、夏の高温期はうどんこ病の進行を遅らせながらだましだまし葉を延命させていく、という使い方でうどんこ病とうまく付き合っていきましょう。

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