家庭菜園日記:タマネギ 2023-2024年~自家消費用に440本栽培~

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で家庭菜園を満喫しています。

この記事は2023~2024年のタマネギ栽培の記録です。

栽培品種

今年栽培するタマネギの品種はこちら。

栽培品種
  • 新きぬ 和(なごみ)(中晩生)
  • 泉州黄玉葱(中生)

新きぬ 和

一つは去年も栽培した「新きぬ 和」です。


今年は新しい品種を栽培してみようかとも思いましたが、去年と同じ品種を採用しました。
去年それなりにうまくいっているので、あえて変える必要もないかと思いまして。

それに大手のサカタのタネタキイ種苗の品種と比べると、値段の割に内容量が多くて割安なんですよね。笑

泉州黄玉葱

今年新しく挑戦するのはダイソーで買った「泉州黄玉葱」


ダイソーで売られている種がどれくらい使えるか、を試す意味でも購入してみました。

去年は「新きぬ 和」だけでも300個収穫できたので、今年は400個程度の収穫が期待できそうです。

400個も食べきれるの?と思うかもしれませんが、今年の5月末に収穫した300個は年内には消費しきる見込みです。

保存さえうまくいけば消費は問題なさそうです。笑


9/18,22 播種

9/18に「泉州黄玉葱」、9/22に「新きぬ 和」を播種しました。
25穴の連結ポットに1穴あたり4~6粒ずつまきました。

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「泉州黄玉葱」は約300粒、「新きぬ 和」は約500粒の種が入っていました。
さてどれだけ発芽するか、楽しみです。

10/3 発芽

播種後10日の「新きぬ 和」です。
なかなか発芽しないので失敗したかと思いましたが、ここにきて続々と発芽してきました。

タマネギを発芽させるには

  • 水を切らさないこと
  • 直射日光を当てないこと

がポイントになります。
特に直射日光を当てないことは大切なので、明るい日陰で管理してます。

経験上、新聞紙をかぶせておくと培養土の乾燥も抑えられて発芽率が上がるみたいなのでおすすめです。

10/17 畝づくり

そろそろニンニクの植付けをするので畝づくりをしました。
ニンニクは25株だけ栽培して、残りはタマネギを植付ける予定です。

マルチは去年使ったものを使用。
けっこうボロボロですが、まだ使えます。笑

去年はマルチをきれいに張れないのが残念でしたが、2年目となると「見た目の良さなど求めてない。とりあえず張れていればOK。」といった具合で、割り切っています。笑

こちらは育苗中の苗です。
上が「泉州黄玉葱」、下が「新きぬ 和」

「新きぬ 和」のほうがピンと立っている気がします。
品種の違いなのか育て方のせいなのか...。

今後の生育を要チェックですね。
現時点での苗の本数を数えると、少なく見積もっても500本はありそうです。
今日作った畝では足りないので、後日追加で畝づくりをします。

10/25,27 植付け

当初は11月に入ってから植付けようと思っていましたが、ポットでは窮屈そうになってきたので、1週間ほど早く植え付けました。


合計440本。2日に分けて正味2時間半ほどかかりました。
苗自体は500本近く育てたんですが、スペースが足りず、全部は植え付けられませんでした。

その代わり成長のいい苗を選んで植付けられたので、今後のロスは少ないのでは?と期待してます。
タマネギは植え付けが早すぎるととう立ちのリスクがありますが、十分に小さい苗なのでその心配はなさそうです。

11月以降の気温が高いと、冬になる前に成長が進みすぎるので要観察。

成長を抑えるために元肥は少なめにして、追肥も本格的に寒くなるまでは与えないつもりです。


まずはしっかりと根付いてくれることを祈ります。

11/8

無事に根付いたみたいです。
今のところ明らかなロスは1本だけ。このまま順調にいってほしいです。


12/16

少しずつですが葉の数が増え、太くなってきました。
一方でいくつか欠株も。あまりにもきれいになくなっているので、鳥に引っこ抜かれたのだと思います。

年内最後の追肥で、発酵鶏糞を株元に施用しました。
自宅に戻って写真を見たところ、葉が波うっている株があるのに気づき、もっと少なめでよかったかな?と反省です。

でもタマネギってなんだかんだそれなりに育ってくれるので、おおらかに構えております。



1/13

相変わらず少しずつ成長しています。
ただ去年の同じ時期より小さい気が。。。
肥料を抑えているせいでしょうか。

1/27

寒さもあり、あまり成長していないようです。
去年と比べても少し小さめです。

3/3

1か月以上ぶりのタマネギ。
少しずつ暖かくなってきて、成長が進んできました。
太さは人差し指ほどです。

葉が波打っているものが結構あり、今年も肥料をあげすぎたかと反省。
追肥はせずにこのまま収穫まで見守ります。

3/31

どうも去年と比べて成長が悪いと思っていたらべと病が発生しました。
3月の気温が低く雨が多かったというのもあるかもしれませんが、一番の原因は連作かと思います。

栽培する畝をずらしてはいますが、狭い区画の中では大した意味はなかったようです。
せめて品種だけでも違うものを選んでおけば多少は被害が抑えられたのではないかとも思いますが、それもあとの祭りです。

あと2カ月ほどですが、何とか収穫までこぎつけられるよう祈るばかりです。


4/14

4月になり晴れの日が増えて気温も上がってきました。
そのおかげかタマネギも元気になってきたようで、葉の鮮やかさが戻ってきてべと病の勢いは弱まったように見えます。

あと1カ月半頑張ってもらいましょう。
この時期になると収穫が待ち遠しくなってくるので、来年は早生品種も栽培しようかと考え中です。

5/18 収穫開始

5月になり巻き返してくれるかと期待していましたが、しっかりべと病にやられてしまいました。
ちらほらネギ坊主もでき始めたので収穫を始めることに。

大きさは隣で育てていたニンニクと同じくらいなのでかなり小ぶりです。
去年は500gクラスのタマネギもたくさん穫れていたいただけに残念。


5/24 収穫

しっかりべと病にやられたタマネギの畝。
これ以上の成長は見込めなさそうなのですべて収穫しました。


全体的に小さく、平均的にはLサイズの卵と同じくらいの大きさです。
去年は吊るしきれなかったスチールラックにも余裕で吊るしきれました…。
ゆっくり消費して年内持つかどうかといったところでしょうか。

味も去年ほどの甘味はなく感動は薄め。
2年目のタマネギ栽培は残念な結果となりました。
来年は早生品種に変え、べと病予防のため土づくりも力を入れようと思います。

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