一条工務店の「HUGme」。太陽光発電はお得?売電額はどれくらい?

家づくり


こんにちは。あまなつです。

一条工務店の「HUGme」で家づくり。
妻、子ども2人と4人暮らしです。


2023年の初めに一条工務店の「HUGme」を契約。
無事に年内に入居し、寒い冬を快適に過ごしています。


一条工務店の売りのひとつが「電力大革命」。
公式ホームページでも4年連続太陽光搭載住宅建築実績世界NO.1(対象年2022年)と掲載されています。

公式ホームページより

屋根と一体型にすることで大容量搭載を可能にした太陽光パネルや、長寿命のオリジナル蓄電池が用意されており、電気代が高騰している昨今、興味がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一条工務店の「HUGme」で暮らしている我が家の、太陽光発電量や売電額をまとめました。
まだ2ヶ月分のデータしかありませんが、参考になればうれしいです。

発電・売電の実績 真冬でも光熱費実質0円を達成

2023年12月と2024年1月の結果がこちら。


各項目で締め日が異なるので微妙な誤差はありますが、2ヶ月間の収支は7,722円のプラスになりました。

ガスや灯油は使わないので光熱費は0円、というか利益が出てます。

売電額は単価が16円/kWhということもあり、期待していたよりは少ないですが、

  • 日照時間が短い
  • 気温が低く給湯や床暖房の消費電力が多くなる


といった季節的な条件を踏まえると十分な結果。
日が延びて暖かい季節になったら、発電量や売電額がどれだけ増えるか楽しみです。

発電量はシミュレーションよりも多い

ちなみに打合せ時に一条に算出してもらった太陽光発電のシミュレーションがこちら。


一条が施工した住宅の実データをもとに厳しめに作っていて、これを下回ることはまずないそうです。
たしかに我が家の実際のデータでも、12月と1月はシミュレーションの1.3倍以上発電してますね。

オール電化の一条工務店の家なら太陽光パネルと蓄電池は必須

結果的に太陽光発電で自宅で使う電気をまかなえてはいますが、一条の家はオール電化かつ全館換気システムが標準なので、一般の住宅より電気の使用量が多くなりがちです。

我が家は床暖房も採用しており、それも消費電力が増える要因になってます。

もちろん断熱性・気密性の低い住宅よりは冷静暖房効率はいいはずですが、電気は使わないわけではありません。


自宅で発電せずにすべて買電するとなると、月々の電気代は相当な額になりそうです。

なのでオプションではあるものの、一条工務店で家を建てるなら太陽光パネルと蓄電池は必須だと思います。

電気代を減らす工夫 「買電を減らして利益最大化」

売電収入を得られるといっても、売電単価は16円/kWhと買電単価の半額程度。
売るより使った方がお得です。

太陽光発電の利益を少しでも大きくするには、消費電力はできるだけ太陽光発電でまかない買電量を減らす必要があります。

そのためには電力消費の多い家電はできるだけ晴れた日中に使うのがポイント。
電力消費の多い家電類がこちらです。

  • 床暖房
  • エコキュート
  • 調理家電(IHコンロ、電子レンジ、炊飯器、ケトルなど)


床暖房は24時間つけっぱなしで設定温度もほとんどいじらないので工夫のしようがないですが、給湯や調理はできるだけ買電額が少なくなるように使ってます。

エコキュート


購入時は夜間に給湯するよう設定になってますが、時刻設定をずらして日中に給湯するようにしてます。

また追加給湯や追い焚きもこまめに切るようにしてます。


調理家電

料理は基本的に晴れた日中にして、ご飯も昼に炊き溜めします。

そのような工夫をした結果、買電量を157kWhから77kWhと、約半分に減らすことができました。

まとめ

というわけで、「HUG me」と太陽光発電で真冬の1番寒い季節でも光熱費を0円にしつつ売電利益を得ることができました。

ポイントは太陽光パネルをつけても買電は必要だということ。

できるだけ電気は買わずに太陽光発電した分を有効活用するように、家電の使い方を工夫しましょう。

なお我が家は省エネ基準の地域区分の5,6地域です。
それより寒い地域や冬に雨雪が多い地域では結果が異なるのでご注意ください。

一条工務店「HUGme」の建築費用、総額は?
一条工務店の売りである性能を確保しつつ、価格を抑えた「HUGme」。 本体価格は「1490(税込1639)万円から」とお手頃ですが、本体価格と建築総額は別物です。 重要なのは全部でいくらかかるのか、という建築費用の総額です。我が家では2600万円かかりました。

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