こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。
この記事は2022年の冬至カボチャの栽培記録です。
カボチャには7~8月播種、11月収穫で冬至の頃に食べる「冬至カボチャ」という作型があることを知り、「1年中カボチャを食べるにはもってこいの作型だ!」ということでチャレンジすることにしました。
夏のカボチャ栽培は失敗
2022年の夏作は目標収量に届きませんでした。
それをふまえて、いくつかの改善点や新しく試したい方法がでてきたので、来年の夏にそなえて試行することにしました。
2022年夏作の改善点
2022年の夏作では、
- 3株中1株が開花前に枯れる(←おそらくウリハムシ幼虫のせい)
- 残り2株で着果した最もできのいい2果がカラスの食害を受ける
といったアクシデントがありました。
そこで次の改善策を試すことにしました。
新しく試すこと
立体栽培
スペースを有効活用できてつるの管理もしやすそうな、立体栽培を試してみることにしました。
茎葉や果実を地面に触れさせないことで、病気を予防するメリットもあります。
親づる1本仕立て
栽培期間が長くなるほど、うどんこ病などの病害リスクが上がります。
来年の夏作では、親づる1本仕立てで1株あたり2果収穫する、短期逃げ切り型の栽培方法で病害リスクを抑えます。
冬至カボチャでは生育後半に気温が下がるので、さらに少ない1株あたり1果を目標にして予行練習します。
7/29 播種
種は地元の直売所で買ったカボチャからタネ取りしました。
(なので品種はわからないし、そもそも無事に着果してくれるかも怪しいです…。)
土を入れたポットに10粒ほどまいたら、4粒発芽しました。
これを1株ずつポットに植え直し、本葉が出てくるまでベランダで育苗しました。
8/11 支柱の設置&定植
本葉が出てきたので畑に定植です。
先に支柱を合掌造りにしてネットを張ります。
その下に株間1m、条間40cmほどで定植しました。
最近、畑ではウリハムシが再び増えてきました。ウリハムシによる食害を確実に防ぐために、今回は行灯ではなく不織布のトンネルを設置しました。
9/3
定植してから1ヶ月弱。
茂ってきたのでトンネルを外すことにしました。
丈夫な節間をひもでネットに結びつけますが、茎葉が柔らかく、簡単にポキポキ折れてしまうので神経を使います。
ウリハムシ対策で根元に出来合いのビニールマルチと雑草マルチを設置し、重曹オイルとニームオイルをスプレーして今日の作業は完了です。
少し葉がくたってますが、翌日になれば回復してくれるはずです。
10/1
ウリハムシの被害をかなり受けていたので収穫は厳しいかと思っていましたが、ここにきて1果結実しました。
ただこれからどんどん気温が下がるので、無事に成熟してくれるかはわかりません。
うどんこ病対策の重曹オイルをスプレーして見守ります。
10/14
実は大きくなっていますが、夏と比べると肥大のペースは格段に遅いです。
そしてなんとなく表面のツヤもいまいち。
10/16
どうも果実の肥大がストップしたような様子。
10月に入って気温が1、2段階下がりましたからね。
直径15cm程度の小さめの実です。
冬至カボチャの栽培時期は、もう1ヶ月くらい早い方がいいのかもしれませんね。
9月上旬には着果させたほうがよさそうなので、7月上旬には播種をしておく必要がありそうです。