栽培計画 2022年秋~

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。

栽培計画

春夏野菜を育てた結果を踏まえて、今年の秋冬以降の栽培計画を見直しました。
それがこちら。

栽培カレンダー
区画図

大きく4つの区画に分けるのは変わりませんが、区画の形を変更しました。
カボチャ以外は細長い1畝の区画にします。
この方がトンネル設置などの作業がしやすいと考えました。

それぞれの区画の栽培計画はこちらです。

  • 区画1.サツマイモ→ダイコン・ニンジン
  • 区画2.ジャガイモ→ダイコン・エダマメ→コマツナ・ホウレンソウ・カブ・ニンジン
  • 区画3.ナス(・トマト)→タマネギ
  • 区画4.カボチャ→タマネギ

新しい栽培計画を考える上で以下のようなポイントを意識しました。

畑との相性がいい野菜を育てる

実際に春夏野菜を育ててみて、借りている畑に次の特徴があることがわかってきました。

  • 粘土質で水はけが悪い
  • 周りを水田に囲まれていて湿度が高い
  • 地下水位が高いので晴天が続いても水切れの心配は少ない

土壌の物理性については腐葉土などの有機物を入れて改善していくことも必要ですが、それには時間がかかるし、地下水位など変えられない条件もあります。
なのでこれらをふまえて育てる野菜を選びなおしました。

具体的な変更点は次のとおりです。

  • トマトは疫病のリスクが高いのでやめる、もしくは株数を減らす。(梅雨明け後の定植で疫病を回避できるか実験中。)
  • 水分要求量の多いナスやサトイモ、エダマメを夏のメインにする。


無農薬でも育てやすい野菜を育てる

畑で育ててみると、ベランダ栽培ではわからなかったそれぞれの野菜の病害虫への強さがわかってきました。
次の野菜は病害虫がつきにくかったり、虫がついてもそれなりの収穫を見込めることがわかったので、メインで栽培することにしました。

  • サツマイモ
  • サトイモ
  • カボチャ
  • ダイコン
  • ニンジン
  • ジャガイモ

コンパニオンプランツを活用する

  • 農薬を使わずに病害虫の被害を減らす
  • 野菜どうしの相互作用による相乗効果を狙う
  • 限られた面積を有効活用する

これらを目的としてコンパニオンプランツを活用することにしました。
多品目を栽培することでリスク分散のメリットもあります。

ただ実際に試してみて、なんでもかんでも植えてしまうとどの野菜の成長も悪くなることがわかりました。
なので混植は基本2種類までにします。

具体的には、次の組み合わせを活用することにしました。

  • サツマイモとダイコンのリレー栽培
  • ダイコンとニンジンの混植
  • ダイコンとエダマメの混植
  • ニンジン、カブ、コマツナ、ホウレンソウの混植
  • ネギ属とウリ科、ナス科のリレー栽培

家計への貢献度の高い野菜を育てる

2022年はタマネギの価格が高騰しました。
うちの菜園は春から始めたのでタマネギは育てなかったのですが、苗からでも育てておけばよかったな、と感じました。

それをきっかけに、日常的に使い、かつ、カサがある野菜を育てようと思いました。
せっかく野菜を育てるなら家計に貢献できる野菜がいいですよね。

長い期間貯蔵できるというのもポイントです。
具体的にはサツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどのイモ類やダイコン、ニンジン、タマネギなどの根菜類、カボチャあたりです。

2022年秋からはこれらの野菜を主役にします。

マルチやトンネルの活用

「できるだけお金をかけない野菜づくり」を目指していますが、農薬や化学肥料を使わない野菜づくりをするためには、マルチやトンネル使うことの有効性も強く感じました。

特にタネから育てる場合、生育初期の虫害は致命的な被害になりうることもわかりました。
秋冬からはアブラナ科野菜ではトンネルを使い、タマネギでは黒マルチを活用します。

おわり

栽培をしながらまた計画は変更するかもしれませんが、とりあえず2022年の秋冬からはこの計画でいきます。
まずは夏野菜が終わった畝からぼちぼち土づくりをはじめていきます。

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