野菜の栽培に適した土壌pH

植物

こんにちは、あまなつです。

植物好きの農学部卒サラリーマンです。
30㎡の畑で念願の家庭菜園を始めました。

野菜の好適pH

今回はメジャーな野菜の栽培に適した土壌pHをまとめました。

それぞれの野菜には栽培に適したpHがあり、土壌pHが栽培する野菜に適さなければ、どんなに養分があってもうまく育ってくれません。
僕も酸度調整をせずにホウレンソウを栽培して失敗しました。


家庭菜園反省会:コマツナ・ホウレンソウ
2月から借りた家庭菜園で我慢できずに種を蒔いてしまったコマツナとホウレンソウ。 最終的にボウルいっぱい2杯分を収穫できましたが、栽培面積の割に物足りない収穫量。 振り返ると数々の失敗があったので、振り返りながら次回に生かします。



資料によって好適pHの範囲が異なることもありますが、「酸性土壌を好む野菜」、「平均的な弱酸性土壌を好む野菜」、「酸性土壌が苦手な野菜」といった大まかな傾向を把握しておくと大きな失敗を防げます。

それぞれの野菜の好適pHの表がこちらです。


日本の土壌はもともと弱酸性

雨が多い日本はもともと土壌が酸性に傾きやすい環境です。
雨自体が酸性(pH5.5~6.0程度)であることに加え、土壌中のアルカリ性分を地下に流してしまうためです。

さらに化学肥料にも土壌の酸性化を進めるものがあり、気づかないうちに土壌の酸性が強くなっていることもあるので注意が必要です。



石灰資材の入れすぎに注意

とはいっても、もともと弱酸性の日本の土壌。
一般的に栽培されてきた野菜もpH5.5〜6.5の範囲を好むものが多いです。


それにpHが高くなりすぎる(アルカリ性に傾く)と、養分を吸収しにくくなったり、発生しやすくなる病気もあります。(例:ジャガイモそうか病)
石灰質資材の入れ過ぎなどは逆効果なので注意しましょう。

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