こんにちは、あまなつです。
植物好きの農学部卒サラリーマン。
30㎡の畑で家庭菜園を満喫しています。
2年目にして上々の結果を得られたサツマイモ栽培。
この記事はそんな2023年のサツマイモの栽培記録です。
栽培計画
2022年は「べにはるか」を育てましたが、収穫量は27株で約12kgといまいち。
昔田んぼだった畑なので水はけの悪さが影響したと推察してます。
というわけで今年は品種も変えつつ、黒マルチ&高畝で土壌の過湿を防ぐ作戦でいきます。
栽培計画はこちら。
4/15 畝立て
サツマイモをたくさん収穫するためには土壌の過湿は大敵、という情報があったので、今年は去年以上に畝を高くして、さらに黒マルチを使って土壌の過湿を抑えます。
高さ30~40cmの畝を作り、ダイソーで買ってきた黒マルチをかけます。
シワがよっちゃってますがご勘弁を…。
植付けの2週間くらい前に作っておいて、土の温度を上げておきます。
4/23 苗を購入
4月の下旬に入ってから、ホームセンターで本格的に苗の販売が始まりました。
「植え付けには早いよな…」と思いつつも、去年は5月に入ると売り切れてしまったので購入しました。
購入したのは「紅あずま」と「なると金時」。
去年栽培してみて、ネットリ系の「べにはるか」よりホクホク系の「紅あずま」のほうが自分好みだということがわかったので、今年は「紅あずま」をメインで栽培することにしました。
「なると金時」はお試しです。
苗を購入したものの、4月の最終週は気温が下がり最高気温が20℃に届かないほどの予報。
植え付けはしばらく見送り、液肥を少量入れた水につけて、室内で保管することにしました。
4/28 植付け
苗購入5日後。
さすがにそろそろ植え付けたいと思っていたところ、週間天気予報が最高気温20℃以上、最低気温15℃以上になりました。
さらに2日後に雨が降る予報もあるので、今がチャンス!ということで植え付けを決行。
5日も置いていたせいで新しい根が1〜2cm伸びてしまっています。
あまり伸びていると植え付け時に根を痛めてしまうので、数ミリ程度が理想なんですが…。
長くおいていたので仕方ないですね。
株間25〜30cm間隔で植え付けます。
間隔が狭め&大きなイモを収穫したい、ということで今回は垂直植えにしました。
芋づるを垂直に植えると数が少ない代わりに大きなイモが、水平に植えると小さい代わりにたくさんのイモが収穫できるそうです。
植え付けたところに土と水をかけて完了。
あとは基本的にほったらかしです。
去年は色々気になっていじりすぎてしまいましたが、今年は我慢します。笑
6/11 植付け45日後
植付け後1ヶ月。
地上部は順調に成長して、畝間にも伸びてきました。
地下部が見えないのでなんとも言えませんが、とりあえず元気そうです。
これからつるの管理が大変になりますね…。笑
7/1 植付け65日後
日に日に葉が茂ってきました。
効果があるのかわかりませんが、毎週つる返しをしています。
7/26 植付け90日後
真夏になりどんどん勢いを増しています。
とても一畝では収まりません。
乾燥防止のためにサトイモの株元を覆ってもらうつもりでしたが、サトイモそのものまで埋もれてしまいそうな勢いです。
とりあえず今週もつる返し。
土もいい感じに乾燥しているので今年のサツマイモは期待できそうですが、これだけ地上部が茂るとつるぼけも心配になってきますね。
9/24~25 収穫(植付け150~151日後)
サツマイモ30株をすべて収穫しました。
収穫量は...合計22.2kg!
去年の約12kgと比べるとかなり増えましたね。
収穫量が増えた要因としては以下のことが考えられます。
・品種を「べにはるか」から「紅あずま」と「なると金時」に変えた。
・黒マルチを使った。
・7月にほとんど雨が降らなかった。
なかでも品種の変更はかなり影響が大きかったと思います。
特に「紅あずま」は大きなイモがゴロゴロ収穫できたので、来年も栽培しようと思います。
やっぱり大きなイモを収穫できたほうが芋堀りは楽しいですよね。
対して「なると金時」は去年のべにはるかと大して変わらないか少ないくらいだったので、来年はやめようと思います。
というわけで今年のサツマイモ栽培は去年と比べるとかなりの成功でした。
ただ体感としてはまだまだ収量を増やせそうなので、来年は「紅あずま」一品種でいこうと思います。
また今の畑を借りるのは今年までの予定なので、来年はまた別の畑でチャレンジです。
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